フリクションがすきだ。
公的な書類に使えなかったり、コピー機の近くや日向においておくと消えちゃったり、でも冷蔵庫にいれたら復活したりするけれど、なんといっても少し水で薄まった水彩みたいな色が出せるところが好きだ。
しかし、ひとつ問題があるとすれば、一番使う黒色0.5ミリは、びっくりするぐらい紛失する。大勢の人が使用しているが故に、とり間違えられたり、借りパクされたりしがちである。
そうなってくると手元に残るのは、余り使わない赤色フリクションと黒色のレフィルというなんともいえない組み合わせになる。フリクションの良くないところを一つあげるとすれば、本体に不透明な色が付いているため、中の芯の色が見えないところである。
みなさん思い出して欲しい。とりあえず、と思って赤色ケースに黒色レフィルを装着していることを忘れ、あー赤使おう!と思って書いたら黒インクだったこと。黒だと思って書いたら赤インクだったこと。絶対あったはず。
でももうこれからは、そんなちょっとした残念は感じなくて済む。
無印良品の「こすって消せるボールペン」のレフィル = フリクションのレフィル
そして無印良品のペンは外観が透明である。
透明だ!透明は正義だ!一瞬迷うけれど、
これを見て、赤ペンだと思う人がいるだろうか。確実に黒ペンである。
確実に、黒ペンである。
無印良品のペンは透明なものが多いが、元々はコスト削減のために透明ボディだったそう。それが無印良品のアイデンティティとなって、今ではわざと透明ボディのペンを出しているそう。素晴らしすぎる。
ノック式のフリクションは使いやすいし、消し心地は圧倒的にフリクションに軍配である。それゆえ、ノックをし忘れてシャツに染みまくったり、その染みがなかなかとれなかったりしていた。
透明ボディでキャップ式の無印も、使っていくとやっぱりキャップ式のワンアクション増える感じが嫌だし、消し心地は非常に悪い。
しかし一長一短どちらも愛せる。とどうでもいいことを考えるが好きだ。
あたりまえに世の中の人は知っていそうだけれど、あまりにも感動したので、こちらに書き残す。